2021.08.20
DOOA STYLE #13 食虫植物をオープンスタイルで。
さまざまな捕虫形態が魅力の食虫植物は、現在では組織培養や丈夫な交配種の作出も進んでおり、DOOAグッズで楽しみたい植物グループです。この作例での育成ポイントは、低湿度に慣れさせることでした。このドロセラは、ジャングルプランツシリーズ(組織培養)を用いていますが、いきなり植栽することは避け、徐々にカップのシールフタを剥がしながら、そのまましばらくはカップで育成し、外気の湿度になれさせてから植栽しています。そうすることで、植栽直後の乾燥ダメージが軽減されるからです。また、ウツボカズラは丈夫な交配種を選び、根をミズゴケで包み、流木のくぼみに置いていますが、流木の裏側にテラテープで水を引き込む工夫を施しています。
DATA
■ネオグラス エア W30×D18×H12(cm)
■ジャングルベース、ジャングルソイル
■植物
1.ネペンテス ventricosa×(maxima×talangensis)
2.ネペンテス singalana×ventricosa
3.ジャングルプランツ ドロセラ・スパチュラータ
4.ジャングルプランツ ドロセラ・アデラエ
5.ダバリアシノブ
ツヤゴケ
タマゴケ
ムラサキミズゴケ
ミズゴケ サンプル
6.BIOみずくさの森 ウォーターローン
制作 岩堀 康太
■ネオグラス エア W30×D18×H12(cm)
■ジャングルベース、ジャングルソイル
■植物
1.ネペンテス ventricosa×(maxima×talangensis)
2.ネペンテス singalana×ventricosa
3.ジャングルプランツ ドロセラ・スパチュラータ
4.ジャングルプランツ ドロセラ・アデラエ
5.ダバリアシノブ
ツヤゴケ
タマゴケ
ムラサキミズゴケ
ミズゴケ サンプル
6.BIOみずくさの森 ウォーターローン
制作 岩堀 康太
オープンレイアウトなので、虫を誘引して捕虫するシーンを間近に観察できる。
原種の魅力的な特徴を引き継ぎつつ、育てやすい交配種が多数存在している。
小型のドロセラ・スパチュラータは、手前のドロセラ・アデラエとの大きさの差により遠近感や解放感を生みだしている。