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新しい着生植物の楽しみ方「テラベース」

テラベースとは、熱帯雲霧林の樹木の幹に着生する小型ランやシダなどを 自生する姿に近い状態で観賞するために開発されたニューアイテムです。

「苔に覆われた樹木にひっそりと咲く小型ランやシダのイメージを楽しむ。」

DATA
■テラベース ■ネオグラス エア W20×D20×H35(cm) ■ネオグラス エア 専用ガラスフタ W20×D20(cm) ■ソルスタンドG  ■ベーススタンド35

[植物] ディネマ・ポリブルボン(ラン) /メディオカルカ・デコラタム(ラン)/プレウロタリス・ミスタクス(ラン)/デンドロビウム・カスバートソニー(ラン)/ミクロソラム・ラウンドリーフ(シダ)/マメヅタ(シダ)/スパイキーモス(水生苔)/ピーコックモス(水生苔)
テラベースにピーコックモス(水生苔)を巻き付け、4種の小型ランとミクロソラム(シダ)を固定して3カ月が経過した状態です。水分を含んだ苔に包まれたプレウロタリス・ミスタクスは可憐な花を咲かせてくれました。空中湿度が高い環境を好むこれらの植物はテラベースに着生し、それは熱帯雲霧林で見られる樹木の幹のような眺めとなります。


水生苔と着生植物を組み合わせてテラベースを楽しむための手順と管理方法


Step1 水生苔を巻き付ける

テラベース全体に水生苔を薄く付け、モスコットン(木綿糸)でしっかりと巻き付けます。

■佗び草マット ピーコックモス
https://www.adana.co.jp/jp/contents/products/wabikusa/lineup/042.html

■モスバッグ (ウィローモス)
https://www.adana.co.jp/jp/release/detail?id=678


Step2 着生植物を付ける

次に小型ランやシダなどの着生植物は着生するまで時間を要するため、リシアラインを使って固定します。全体のバランスを考えポイント的に配しましょう。


植物やスタイルに合わせてネオグラス エアを選ぶ


※照明器具を設置しない場合は、直射日光の当たらない明るい場所に置いてください。
NEW ネオグラス エア W20×D20×H35(cm)
すべての植物を付け終えたら、テラベースをネオグラス エアに設置し、水差しなどを使ってテラベースに水を張り、専用ガラスフタをします。空中湿度の多少の調整は専用ガラスをずらすことで行えます。


ネオグラス エア W20×D20×H8(cm)
こまめに霧吹きをすることができる場合や空中湿度が高くなくても育成できる着生植物を育成する場合には、フラットタイプのネオグラス エアに設置すると観賞しやすく、捨て水作業などが行いやすくなります。


テラベースの日常管理と特性


水を足す

テラベース内の水は透水し、約1週間程でなくなります。少なくなったら適宜水を張りテラベース表面が常に湿った状態になるように管理を行ってください。栄養補給のため、専用添加スプレー「佗び草ミスト」の噴霧をおすすめします。

■佗び草ミスト
http://dooa.jp/jp/products/2018/04/wabi-kusa-mist/


テラベースの特性

陶製のテラベースは、本体に浸みた水が蒸発するときに気化熱によって本体表面の温度が低下するため、温度上昇を抑える仕組みになっています。夏場の温度上昇が苦手な着生植物に有効的に働きます。


オススメ植物リスト(一例)

水生苔の仲間】クリスマスモス(水上に強い)/ピーコックモス(水上に強い)/スパイキーモス/ウィローモス
水草の仲間】ミクロソラム・トライデント/ミクロソラム・ラウンドリーフ/ハイグロフィラ・ピンナティフィダ/オーストラリアン・ドワーフ・ヒドロコティレ/アヌビアス・ナナ・プチ/小型ブセファランドラ
ランの仲間】ディネマ・ポリブルボン/バルボフィラム・ダイヤナム/ポログロッサム・エデュアルディ/プレウロタリス・ミスタクス/レパンテス・テリポゴニフローラ/デンドロビウム・リューコシアナム
シダの仲間】マメヅタ/ミクログランマ・ヘテロフィラ/ボルビティス・ヘテロクリータ・カスピダータ

これらの着生植物を自生する姿に近い状態で鑑賞することができる「テラベース」で、ぜひ、熱帯雨林の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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