マレーシアの水草レイアウト事情 -ショップ編-
DOOAで提案している壁面タイプのレイアウトスタイルなどでは水草はもちろんのことジャングルに自生するシダやランなどの着生植物などもレイアウト素材の対象になります。ここでは私たちADA取材班が実際に現地を訪れ、そこで出会ったさまざまなシーンをご紹介いたします。
東南アジア有数の都市に数えられるマレーシアの首都、クアラルンプール。シンボリックなペトロナスツインタワーをはじめ都心部は開発が進む一方で、郊外に車を走らせれば緑豊かな自然が残りクリプトコリネの姿なども見ることができます。そんな街にあるADAマレーシアのショールームといくつかのアクアリウムショップを訪ねてきましたのでご紹介します。
SCENE 1
クアラルンプールにあるADAマレーシアのショールームは開業して15年になる。内装、展示すべてから”ADAらしさ”を感じる。
SCENE 2
ADAフルセットでの展示はもちろんのこと、水景のレベルも非常に高く世界トップレベルの内容。どの水槽も水が輝いていた。
SCENE 3
オーナーのチャン夫妻。ご主人のLCチャン氏は名実ともに世界的なトップレイアウターでもあり、ネイチャーアクアリウムの知識に長けている。
SCENE 4
「アクアスケープ パラダイス」は、その店名からもわかるように水草レイアウトに特化した店舗づくりを行っていた。
SCENE 5
マレーシア市場はIAPLC(世界水草レイアウトコンテスト)への出品数も比較的多く安定している。その背景には地元販売店のサポートがある。家族経営の「ナチュラル アクアティック」もその1つで、自らも IAPLCを楽しんでいる。
SCENE 6
ADA製品は専用のショーケースに収めて販売されている。「ナチュラル プラント アクアリウム」のオーナー夫妻はネイチャーアクアリウム・パーティーの思い出なども語ってくれた。
自生地から学ぶ育成環境
今回、ADA取材班が訪れたフィールドは5月のマレー半島。このエリアはパームヤシのプランテーション化が進み、私たちの愛するクリプトコリネをはじめとするジャングルプランツの姿も年々減少していると言います。そんな厳しい条件の中でも、野生で生きるたくましい姿がありました。
雨上がりのジャングルの模様は2019年7月10日発売予定の月刊アクアジャーナルVol.286に掲載されるFIELD REPORT IN MALAYSIA「マレー半島で出会ったジャングルプランツ」にて詳しくご紹介いたします。ご期待ください。