2021.03.26
DOOA STYLE #8 自然の時を育てる。
一般に活着性植物の多くは、生長スピードはとても緩やかで、中にはひと月かけて新葉を展開するものもあります。管理の手間はあまりかからないのですが、テラベース一本仕上げるにはなかなかの月日がかかる点、玄人向けの趣味にも思えてしまいます。しかしながら、待ち焦がれた開花のときや、コケがふんわりと展開したときの高揚感は、何事にもかえがたいものです。せわしなく流れる私たちの時間とは異なり、その小さな空間に流れる自然の時には尊さを感じます。
DATA
■ネオグラス エア W20×D20×H30(cm)
■専用ガラスフタ 20×20(cm)
■テラベース S
[植物]
ペペロミア・エマルギネラ
ディネマ・ポリブルボン
セラトスティリス・フィリピネンシス
プレウロタリス・コスタリセンシス
クリスマスモス
制作 ADA
■ネオグラス エア W20×D20×H30(cm)
■専用ガラスフタ 20×20(cm)
■テラベース S
[植物]
ペペロミア・エマルギネラ
ディネマ・ポリブルボン
セラトスティリス・フィリピネンシス
プレウロタリス・コスタリセンシス
クリスマスモス
制作 ADA
中米熱帯雨林の小型着生ラン代表種、ディネマ・ポリブルボンが咲く。パッとひらく快活な花姿は、まるで小さな太陽を見ているよう。