インド南西部・ケーララ州の景色 part.4
今回のフィールドワークでは、写真を撮ろうと立ち止まるだけで、身体のどこかにヤマビルが付くほどで、とにかくヤマビルの容赦ない襲撃に悩まされました。そうした中でもさまざまな生き物たちとの出会いや発見がありました。
連載「NATURE SCENES」
昨年からDOOAブランドにより壁面タイプのレイアウトスタイルを提案してきていますが、このスタイルは水草はもちろんのことジャングルに自生するシダやランなどの着生植物などもレイアウト素材の対象になります。
そこで水草はもちろんシダやランなどの着生植物も観察できるフィールドとして選んだエリアがインド南西部に位置するケーララ州でした。ここではそこで出会ったさまざまなシーンを紹介していきます。
連載「NATURE SCENES」
昨年からDOOAブランドにより壁面タイプのレイアウトスタイルを提案してきていますが、このスタイルは水草はもちろんのことジャングルに自生するシダやランなどの着生植物などもレイアウト素材の対象になります。
そこで水草はもちろんシダやランなどの着生植物も観察できるフィールドとして選んだエリアがインド南西部に位置するケーララ州でした。ここではそこで出会ったさまざまなシーンを紹介していきます。
SCENE 9
インド南西部の森は未だ未記載のカエルが発見される場所としても知られる。小指の爪ほどの極小ガエルなども見かけたが、この沢ではユニークな格好をしたカエルに出会った。いずれもナイトフロッグの通称として知られるNyctibatrachus属の仲間と思われる。
SCENE 10
草むらに転がっていたのはメガボールと呼ばれるヤスデの仲間。黄色と黒のカラーリングが危なそうだが、危害はない。
ただその見た目が……。
ただその見た目が……。
SCENE 11
ロターラの仲間はさまざまな地域のものが紹介されているが、ケーララ州の北東にあたるここワヤナード地区の森の水辺でもロターラがもっとも多く観察された。現在、ロターラ・ワヤナードとして流通しているものよりも葉幅は広く違うタイプのようだった。
SCENE 12
インドにはラゲナンドラの仲間が多く分布するが、この細流で出会ったのはラゲナンドラ・オバタ。川岸で群生し砂利が混じった土壌に深く根を張っていた。このような環境で育つラゲナンドラの仲間は、アクアテラリウムなどでもっと活用したい水草の一つ。