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システムでタノシム 第5回「手直しを楽しむ」

手軽にレイアウトと植物の育成が楽しめるDOOAのシステム水槽。その日常管理をNAC部屈指のメンテナンス技術者 柴田が実践を交えながらご紹介。今日も管理やってます!

細部にこだわり完成度を上げていく


植栽された陸上植物や水草が繁茂して見頃を迎えるタイミングで撮影をし、作品を写真として残すこともレイアウトをつくるうえでの楽しみの一つです。より綺麗な状態で撮影を迎えられるように、植物の状態改善や細部の調整をして完成度を上げていきます。古葉や枯葉はカットして新芽を中心に綺麗な葉を残し、健康な葉の生長を促します。また、換水はもちろん、ろ過スポンジも定期的にメンテナンスしてろ過バクテリアの働きを助けることで、常に水質の安定した水を植物の根に供給でき、藻類抑制にもつなげることができています。植物のみならずシステム全体の細部まで目を向けて完成度を上げ、良い状態で撮影に臨みます。
撮影日:2022年8月22日
DATA
水質測定(制作から6週間):
COD 4
NO3 1
PO4 0.05≧
TH 20
pH 6.4
Point 01 傷んだ植物の手直し
傷みが他の部分に広がらないようにモスの古葉はこまめにカット。健康なモスを上から挿し込むようにして修正しました。
安定したグリップ感で確実に植栽できる。
 

Point 02 安定したろ過を維持する
ろ過スポンジのメンテナンスでろ過槽内の環境を良好に保ち、藻類発生を抑制します。
飼育水で汚泥を洗い流すとバクテリアへのダメージが最小限に抑えられる。
マットやろ過スポンジへの堆積物により溶出する有機物や水の着色を抑えるため、アクアクリーンACを定期的に交換。


SHIBAの視点

レイアウトをより立体的にするために、ボルビティス・ヒュデロッティを追加植栽。

SERIALIZATION

“システムでタノシム”

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