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まだ間に合う!コンテスト応募作品の撮影テクニックを学ぶ

いよいよ5月31日(金)に締め切りが迫った世界水草レイアウトコンテスト2019。ご自宅にある水景を撮影すれば、まだ締め切りに間に合います。ポイントさえ押さえれば水景の撮影は意外に簡単です。挑戦してみましょう!

世界水草レイアウトコンテストとは?
今年で19回目を迎える世界規模のコンテスト。2001年より水草レイアウトの振興を目的として開始され、以降毎年開催されてきました。ADAが主催し、世界の主要なアクアリウム専門誌12誌が共催しています。

 

撮影をはじめる前に

①デジタル一眼レフカメラ/②使用するカメラに対応した三脚/③水槽のバックに貼る黒画用紙
ここではデジタル一眼レフカメラで撮影します(カメラは皆さんの使いやすいものをご用意ください)。三脚はある程度しっかりしたものがオススメです。道具がそろったらここからが本番。早速、準備にとりかかりましょう。

1.デジタル一眼レフカメラのセッティング


まずはカメラのセッティングが第一のポイントです。
レンズの設定=ピント合わせはオートフォーカスに設定。手ブレ補正機能(VR)はオフに設定する。
レンズの焦点距離=レンズは標準ズームレンズを使用。焦点距離は標準域(35mm)で撮影。
撮影モードの設定=露出は絞り優先オート(A)に設定。内蔵ストロボは発光させない。
ホワイトバランス(WB)の設定=オートホワイトバランス(AWB)に設定。絞りはF8にしました。
ISO感度の設定=画質があまり荒れない範囲で感度高めのISO800に設定しました。
以上のセッティングはあくまでも一例です。撮影に使用する光源の種類や明るさ、カメラの機種やレンズなどによって最適なセッティングは異なります。

2.ステップ別・水景撮影ガイド


カメラを用意した三脚にセットしましょう。

STEP 1


撮影を始める前に、水槽から照明以外の器具を外しておきます(外部式フィルターの中の水は抜いてください)。水槽の中と外をきれいにしておくのも忘れずに。

STEP 2


水槽の後ろに壁紙などの人工的なものが見えないように、水槽のバックに黒画用紙を貼ります(アクアスクリーンでもOK)。バックの色は黒が一番無難です。
また、水槽用LEDバックスクリーン「ライトクリーン」をお持ちの方はこちらの使用もオススメいたします。ライトスクリーンとはフックにより水槽背面に簡単に取り付けができるバックスクリーンで、LEDライトにより背面から発光させることで簡単に白い背景を作ることができます。ブルーグラデーションの透明シートも付属していますので、美しいブルーバックも簡単に作ることができます。

STEP 3


カメラの設定をおこないます。前述したデジタル一眼レフカメラの設定が済んでいない場合は必ずここで設定しましょう。水景のレイアウトやカメラ等の機材によっては、臨機応変に設定を変更してみてください。

STEP 4


カメラをセットした三脚を水槽の真正面に置き、高さを調節します。ガラス面への映り込みを防ぐため、室内の照明を消して水槽の照明だけで撮影してください。

3.露出補正を行って撮影


自動露出の場合、露出補正をおこなって何枚か撮影しておくと適正露出が得やすくなります。
露出オーバー
ややオーバー
適正露出
露出アンダー

ストロボの発光に注意


水槽の正面からストロボを発光させるとガラス面に映り込むので、必ず発光停止に設定してください。自動的に発光してしまう場合は、撮影モードを変更します。
正面からのストロボは強烈に映り込む。
ポップアップ式のストロボは閉じる。

撮影が終わったら


ベストショット1枚を選んでコンテスト公式ホームページからオンラインでご応募ください。参加費は無料です。その後は8月上旬予定の結果発表を楽しみにお待ちください。
皆様からのご応募、お待ちしております!

世界水草レイアウトコンテスト公式ホームページ
http://jp.iaplc.com/

 

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